TNFD/ISSB自然関連開示・実務記述書

2026-07-01

フランクフルトでのISSB理事会での自然関連開示の「プラクティス・ステートメント(実務記述書)についての決定と議論についてエマニュエル・ファベール議長とスー・ロイド副議長がpodcastで今年後半に公開予定の自然関連開示に関する「実務記述書」解説をしていました。

印象的だったのは、ISSBが企業の「コスト対効果のバランス」を強く意識している点です。企業がS1・S2の実装に集中できる「猶予」を残すため、実務記述書の適用は非強制とする。一方で、準拠を主張するなら「全か無か」の遵守が求められるとのこと。ただし実務記述書の適用初年度は、前年との比較情報の提供を不要とする救済措置をとると言っていました。

開示の内容面では、以下の視点が強調されていました。
・水資源リスクなどに直結する、事業や資産の「場所」の重視
・自然と気候など、あらゆるリスク・機会の「相互作用」を分断せずに統合報告すること

ネイチャーにおける場所の固有性をサプライチェーンに広げようと思ったときには、自社の直接創業している拠点と同様の方法を取る事は難しいので、AIなどテクノロジーの力も活用して調査分析を行い、その結果をもとに調達先の方々とのコミニュケーションや適切な施策の検討、実行等の意思決定にリソースを配分できるようにしていくことも重要だと思っています

NECのTNFEaiの取り組みを取り上げたデータを「整え、つなぎ、活かす」ことによる企業価値向上というコンセプト「環境情報化」をホワイトペーパーとしてまとめていますので、皆様の参考になれば幸いです。コメント欄にURLを貼っておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=vGCIDa-jtTU

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環境情報化のコンセプトをまとめたホワイトペーパー「GX VISION」は以下をご覧ください
https://note.com/nec_iise/n/n3323b2d496bc