主観的WB測定×自然

市民の「暮らしやすさ」と「幸福感」を可視化するための物差し、地域幸福度(Well-Being)指標の2026年度全国調査データ(主観)が、7月16日に公開されました。スマートシティ・インスティテュートが開発し、デジタル庁のサイトでダッシュボードとして公開されている指標です。
設計は2系統です。住民アンケートから幸福感を捉える主観データと、統計などのオープンデータから暮らしやすさを捉える客観データを、生活環境・地域の人間関係・自分らしい生き方の3つの因子群、24のカテゴリで見ます。
私が注目しているのは、この因子の並びに「自然の恵み」「自然景観」「環境共生」といった自然側の項目が最初から入っていることです。住民が実感する自然の価値が、ほかの生活環境の項目と同じ並びで、自治体のダッシュボードに載る設計になっています。
もう1つ、運用の実像も見えました。今回公開されたのは主観データのみで、客観データの更新は年内が目安。それまでは2025年度の値が表示されます。今回の公開を見ると、住民の実感を捉えるデータと統計データでは、更新時期に差が生じています。
測る仕組みの中に自然が入っているかどうかは、自然が意思決定に乗るかどうかを左右すると思っています。ダッシュボードでは自治体ごとのスコアも見られます。ご自身の地域では、自然の項目はどう出ているでしょうか。
🔗 公開のお知らせ: https://well-being.digital.go.jp/news/42
🔗 地域幸福度(Well-Being)指標: https://well-being.digital.go.jp/