移住の意思決定×自然

2026-08-23

移住の意思決定×自然 図版1
移住の意思決定×自然 図版2

地方移住の意識調査に、自然が1位になる設問と、上位が費用と利便性で埋まる設問が、並んで載っていました。

リゾートバイトの求人サイトを運営する株式会社ダイブが、8月20日に公表した調査です。同社の公式LINE登録者2,138名が対象なので、移住や地方での就労に関心のある層に偏っている点は先に断っておきます。

「住んでみたい地域の特徴」を聞くと、1位は「海や山などの雄大な自然に囲まれた地域」で31.4%でした。

一方、「移住先に求める条件」を聞くと、上位はこうなります。

・家賃や物価が安く、固定費が抑えられること 52.9%
・スーパーやコンビニ、病院など日常生活に必要な最低限の環境があること 47.8%
・本格的な移住の前にまずは「お試し」で住める環境があること 29.3%

設問が違うので単純には比べられません。リリースが公表しているのは各設問の上位の項目だけで、条件を聞いたほうに自然の選択肢があったかどうかも分かりません。それでも、憧れの言葉で聞けば自然が1位に来て、条件の言葉で聞けば上位は費用と生活の利便性で埋まる。この形は残ります。

自然は、憧れを語る言葉では1位に来る。実際に決めるときの条件として、どんな言葉で挙がるのかは、この調査の公表分からは見えません。

自治体の移住訴求でも、企業の価値づくりでも、ここが同じ課題になっている気がします。自然が豊かであることを、固定費や生活の安心と同じ土俵の言葉にどう置き直すか。私はそこが次の宿題だと思っています。

🔗 調査リリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000313.000034289.html